<ぶらり上野>
<上野東照宮ぼたん苑(冬ぼたん)>
牡丹には二期咲き(早春と初冬)の性質を持つ品種があり、
このうち冬咲きのものが寒牡丹と呼ばれています。
寒牡丹の花は自然環境に大きく左右され、着花率が低く、二割以下といわれています。
そこで、花の少ない冬にお正月の縁起花として
抑制栽培の技術を駆使して開花させたものが冬牡丹です。
春夏に寒冷地で開花を抑制、秋に温度調整し冬に備えるという作業に丸二年を費やし、
厳寒に楚々とした可憐な花をつけます。


※牡丹の花は「富貴」の象徴で、「百花の王」と呼ばれているそうです。
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上野東照宮(唐門) |
社殿を囲う透塀との間にある柱の内外4額面には
左甚五郎の作と伝えられる
昇り龍と降り龍が嵌め込まれている。

昇り龍・降り龍の彫刻
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本堂(金色堂) |
1627年、家康の死後から約10年近く経ったのち、
津藩主藤堂高虎と
天台宗僧侶天海僧正により創立
現存する社殿は1651年に
三代将軍・徳川家光公が造営替
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